フィナステリドに耐性はあるのか?

薬が効かなくなることを耐性がつくと言います。一般には突然変異などによって、抗生物質が効かなくなった細菌を、耐性菌と呼んだりします。これと同じように考えるのは妥当でないとして、人間に薬が効かなくなることを、耐性ではなく寛容性と呼ぶこともあります。しかしいずれにせよ、長期的に薬を服用していると、効かなくなってくる場合があります。
人間に薬への耐性がつく原因は主にふたつあります。ひとつは薬剤を代謝する酵素の量が増え、速やかに排出されてしまうことです。もうひとつは薬剤の受容体が減り、体に取り込まれにくくなることです。フィナステリドの耐性については、どちらの効果についても、はっきりした結論は出ていません。まだ歴史の浅い薬なので、それほど多くのデータがないことも理由のひとつです。
しかしフィナステリドを5年ほど使っていると、効果が薄れてきたという体験談は時々耳にします。もともとフィナステリドは脱毛を防止する薬であり、休止期の毛根を活性化させますが、何もないところから髪を生やすわけではありません。したがって全ての毛根のヘアサイクルが正常に戻れば、それ以上髪が増えることはありません。このことが耐性と見なされている可能性はあります。
フィナステリドは基本的に、使っている間だけ効果を発揮する薬です。効き目が薄くなったからといって、使用をやめれば薄毛は進行していきます。また効果が現れるまでには半年~1年ほど続けて飲む必要があり、あまり高齢になってからでは本来の効果が出なくなります。耐性がつくのを避けるため、勝手に服用量を減らしたり、使い始めるのを先延ばしにしたりするのは、望ましい判断とは言えないでしょう。

↓脱毛の抑制効果を発揮します
フィナステリドでもう恥ずかしくない頭頂部
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